2009年 08月 26日
未来の食卓 |
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一人でも多くの人々に観てもらいたい、
思いが込められた感想が届きましたのでご紹介します。
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ガストロノミスト 千葉正義さん
(映画と食の集い「ミルフィーユの会」主宰)
〜〜現代人の食生活は、石油と科学薬品に依存している〜〜
南フランス:パルジャック村の学校では2006年9月から、
給食を全てオーガニックにする取組が行われている。
食材は無農薬有機農法で作られたものばかり。
近隣には化学肥料を使った一般農家も多いので、風当たりも強い。
村長はオーガニック専門家を招いて説明会を開き、地域の農家に理解を求めるのだが…。
食糧自給率が140%を越えるフランスでさえも、
オーガニックな作物を作っている農家は、ほんの1.7%にしか過ぎない。
無農薬で農作物を作っている農家が1%ほどしかない日本では、
これからどれだけ増えるかが鍵となるだろう。
しかし、微力であろうと、科学肥料や農薬を使わないで野菜を作ろうと思う農家や、
そういうものを多少値段が高くても購入しようとする消費者が増えてくれば、
もっと増えるはずである。
科学肥料や農薬を使うのがなぜ悪いのか、遺伝子組換え大豆はなぜいやなのか。
もう一度考える必要がある。
原題は「子供たちは、私たちを訴える」と訳せば良いのか。
原題の方がストレートだが、
邦題の方が問題提起のようで、しっくりとくる気がした。
すでにご覧になった方もいると思うので、ぜひ感想を寄せてほしい。
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※ミルフィーユの会
食をテーマにした映画を鑑賞する会です。
お料理やワインをいただきながら…の気軽な集い。
不定期で開催。次回は10月頃予定。
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by patis-book
| 2009-08-26 22:25
| 映画